<寅年>日本のトラは背景に竹林が似合う?各国でイメージや表現にギャップ―日・中・韓

Record China    2009年12月28日(月) 8時56分

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23日、韓国でこのほど、来年の干支「寅」に関連し、文化や芸術分野などトラにまつわる日・中・韓3か国の違いを比較した書「十二支の寅」が刊行された。写真は中国の民芸品のトラ。

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2009年12月23日、来年の干支「寅」に関連して韓国でこのほど、トラにまつわる日・中・韓3か国でのイメージや表現上の違いなどを比較した書「十二支の寅」が刊行された。韓国紙・中央日報の報道を中国網が伝えた。

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書籍「十二支の寅」は、3か国の学者16名によって、トラの生態・語源・文化・民話・信仰・芸術などに関しまとめられている。同書によると、3か国の違いは、絵画の分野で最も鮮明に現れている。

中国では、トラの顔はかなり丸く描かれ、身体は巨大で、尻尾は身体に比べて短くなっている。韓国では、トラは人間に非常に近い存在として捉えられており、神格化や擬人化されることが多く、風俗画などでは猫のように描かれることも少なくない。

一方、日本のトラの絵は、中国とも韓国とも異なり、竹林を背景に描いた「竹林豹虎図」などに代表される独特なものになっている。日本でのトラのイメージは、明治時代から凶暴なものとなり、絵画では強い威圧感を表現しているものが多いという。(翻訳・編集/HA)

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