ポスト米国時代の覇権争い、中国1国では勝者たりえず=韓・日との連合で優位に―韓国メディア

Record China    2009年12月21日(月) 9時0分

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2009年12月17日、韓国メディア・デジタルタイムズは記事「米国に取って代わるのは中国ではなく、アジア」を掲載した。中国は急速な成長を続けているが、しかしポスト米国時代は一国の覇権ではありえないと分析している。写真は米ニューヨーク市ウォール街。

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2009年12月17日、韓国メディア・デジタルタイムズは記事「米国に取って代わるのは中国ではなく、アジア」を掲載した。18日、環球時報が伝えた。

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サブプライムローン問題以来、世界の覇権を握っていた米国の力は衰えを見せつつある。今、ポスト米国時代の盟主をめぐり、中国、日本、ロシア、EUなどが激しい覇権争いを演じている。

その先頭に立っていると目されているのが中国。たしかに中国の地位と力量は以前と比べ、はるかに強大なものとなったことは疑いはない。しかし複雑に利害がからみあう国際情勢をかんがみるに、もはや一国が覇権を握る伝統的なモデルよりも特定地域の国家連合が世界をリードするモデルに現実味があるだろう。ゆえに米国に取って代わる最有力候補は中国ではなく、日中韓を軸としたアジアである。

米国も中国との協力を推し進めつつも、同時に牽制も怠らない。例えば中国最大のライバルであるインドを積極的に支援している。米国にとってインドは中国を超える消費市場であると同時に、隣国として中国を牽制しうる戦略的緩衝地帯である。国際的なパワーバランスの重心がアジアへと向かうなら、米国は中国単独と手を結ぶのではなく、日中韓の連合を選ぶことになるだろう。(翻訳・編集/KT)

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