通勤所要時間、中国は平均42分で世界1位―英メディア

Record China    2009年12月16日(水) 17時4分

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15日、不動産会社が行った調査によると、中国人サラリーマンの通勤所要時間の平均は片道約42分で、その長さで世界1位であることがわかった。同時に中国のサラリーマン32%は長い通勤時間を原因に転職を考えているという。写真は上海市の通勤ラッシュ。

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2009年12月15日、不動産会社・リージャスが行った調査によると、中国人サラリーマンの通勤所要時間の平均は片道約42分で、その長さで世界1位であることがわかった。これは、同社が今年8〜9月の間に13か国1万人以上に対して行った調査による。英誌・エコノミスト電子版の報道を法制晩報が伝えた。

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調査によると中国に次いで、2位はインドの39分、ベルギーが37分で第3位だ。これに対し、広大な国土ながらも人口が少ないカナダでは平均約22分程度で職場に到着する。エコノミスト誌によると、中国では渋滞や混雑が通勤時間の増加を招いているという。

また、中国や南アフリカのサラリーマンのうち32%が、通勤にかかる時間が長いことから「転職の準備をしている」という。通勤にかかる時間は仕事へのモチベーションを失わせる原因になる。リージャス社はこの状況に対し、「一部の業務は在宅でできるよう、勤務体制に弾力性をもたせるべきだ」と提案する。

「通勤にかかる時間の長い国」の調査結果は以下のとおり。()内数字の単位は分。中国(42)、インド(39)、ベルギー(37)、ドイツ(33)、メキシコ(31)、フランス(31)、イギリス(30)、南アフリカ(28)、オランダ(28)、オーストラリア(27)、スペイン(26)、アメリカ(23)、カナダ(22)。

「通勤にかかる時間が長いことが転職の原因になる」と答えた数、()内数字の単位は%。中国(32)、南アフリカ(32)、インド(25)、メキシコ(19)、カナダ(17)、スペイン(17)、オーストラリア(16)、アメリカ(16)、イギリス(16)、ドイツ(15)、ベルギー(15)、フランス(12)、オランダ(9)。(翻訳・編集/小坂)

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