大都市の4分の1、汚水処理施設なし―中国

Record China    2009年12月16日(水) 11時26分

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14日、中国の都市のうち市クラスの4分の1と県クラスの71%に汚水処理施設が設置されていないという。写真は湖南省長沙市内の川。汚水が流れ込んでいる。

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2009年12月14日、中国新聞社によると、中国では汚水処理は頭痛の種の一つとなっているが、中国の市級都市の約4分の1と県級都市の71%に汚水処理施設が設置されていない。また、設置されていても稼働率がわずかに3割程度の施設もある。

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同施設の稼働率が低い原因の多くは資金不足だ。中国国家発展改革委員会によると、中国の汚水処理施設が処理基準としている1級B基準を達成するためには1tの水あたり1.1元(約14.3円)が必要だ。しかし、昨年末までに全国各都市が住民から徴収した汚水処理費用は1tあたり0.7元(約9.1円)だ。

このように、住民から徴収する汚水処理費用が少ないことに対し、各都市は水道料金の値上げで対処しているが、住民の不満の声は高い。政府関係者は「資源の価格を妥当なものにしていくためには、水道料金の改定も水資源の希少性を考える上で大切だ」と語る。

しかし、こうした問題が存在する一方で、近年、中国各地では大規模な汚水処理施設が建設され、処理率は上昇している。政府発表によると、今年9月までに、全国の市級都市や県級都市以下の郷鎮の汚水処理施設数は1792まで増加、1日に約9904万立方メートルの処理が可能となった。汚水処理率は2005年末の52%から2008年末には66%前後まで増加している。

2006年から2010年までの第11次5カ年計画終了後には処理率が70%を超すことが期待される。(翻訳・編集/小坂)

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