中国財政部、標準語と現地語の「バイリンガル教育」普及に660億円―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年12月5日(土) 18時24分

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3日、中国財政部は新疆ウイグル自治区における標準語と現地語の「バイリンガル教育」を普及させるため、12年までに約51億元(約660億円)を投じて「バイリンガル幼稚園」を2200か所建設すると発表した。写真はバイリンガル教育を受けるウイグルの小学生。

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2009年12月3日、中国財政部は新疆ウイグル自治区における標準語と現地語の「バイリンガル教育」を普及させるため、12年までに約51億元(約660億円)を投じて「バイリンガル幼稚園」を2200か所建設すると発表した。中国新聞網が伝えた。

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記事によると、中国政府は08年までに総額12億元(約150億円)を投じて、辺境の貧困地区にパソコン、テレビ、DVDなどの設備を揃えたバイリンガル幼稚園を建設した。同自治区の少数民族はバイリンガル教育の必要性を強く訴えており、すでに全体の4分の1に当たる60万人の幼稚園児および小中学生が、バイリンガル教育を受けているという。

中国政府は12年までに、カシュガルやホータンなどウイグル族が大半を占める7地区・州に計2200か所のバイリンガル幼稚園(2年制)を建設する予定。これにより、計34万人の幼稚園児がバイリンガル教育を受けられるようになり、対象地区における就学前のバイリンガル教育の普及はほぼ終えたことになる。(翻訳・編集/NN)

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