韓国で中国ブームなど起きたことはない!「遅れた文化」のイメージ強く―韓国紙

Record China    2009年11月24日(火) 18時3分

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23日、「韓国では中国ブームなど1度も起きたことはない」と題した中国の大学教授の寄稿を韓国紙が掲載した。写真は中国でブームのキャラクター。

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2009年11月23日、韓国紙・朝鮮日報の中国語版は、「韓国では中国ブームなど1度も起きたことはない」と題した中国の大学教授の寄稿を掲載した。中国新聞網が伝えた。

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上海復旦大学の●徳斌(=澹のつくり、ジャン・ダービン)国際政治学博士によると、いわゆる韓流ブームと中国ブームは性質が大きく異なる。韓流ブームとは、K−POPや韓国ドラマ・映画など大衆文化を指すが、韓国における中国ブームは単なる「中国語学習熱」のこと。中国人が純粋に韓国文化に憧れを抱いているのに対し、韓国人は今後ビジネスで中国語が出来ないと死活問題に発展する恐れもあるため、勉強しているに過ぎないと指摘する。

韓国はそもそも外国文化を排斥する風潮が根強い。特に中国や日本に対しては非常に敏感だ。それは韓国の近現代史と密接な関係がある。韓国はこの100年余りの間、中国や日本の支配から逃れることに全力を尽くしてきた。それに、韓国人にとって中国の近代文化は「非常に貧弱で遅れている」というイメージ。日本文化に対しても、「中国と韓国を経由して生まれた文化」だと優越感を抱いている。

ジャン博士は、中韓友好を促進する近道として、韓国は中国に対し、「韓国ドラマの輸入を規制している」「嫌韓意識が高まっている」と文句ばかり言う態度を改めるべきだと指摘。その上で、発展目覚ましい今の中国の姿を多くの韓国人に知ってもらう努力をするべきだと説いた。(翻訳・編集/NN)

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