「中国への侮辱」?怪しい絵柄に「チャイナ」の文字、抗議受け店が謝罪―米国

Record China    2009年11月21日(土) 6時19分

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19日、米華字紙は、米小売り大手のターゲット(Target)で販売された商品が中国を侮辱しているとの抗議に対し、ターゲット側が正式に謝罪したと報じた。写真は中国の文具売り場。

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2009年11月19日、米華字紙・僑報は、米小売り大手のターゲット(Target)で販売された商品が中国を侮辱しているとの抗議に対し、ターゲット側が正式な謝罪を行ったと報じた。中国新聞網が伝えた。

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問題の発端は、ターゲットで買い物をしていた中国系の女性が子供用の消しゴムを購入しようとした際、ガイコツやコウモリなど怪しげな絵柄の下に「チャイナ」と書かれていることに気付いたこと。女性は「メイド・イン・チャイナ」ではなく、単に「チャイナ」と印字されていることに違和感を覚え、同紙に通報した。これではまるで、中国=怪しげなイメージとの誤解を与えかねると怒り心頭の様子。

これを受け、同紙が12日、ターゲットに抗議の申し入れをしたところ、同社の広報責任者、Sarah Bakken氏から謝罪の電子メールが送られてきた。それによると、「チャイナ」は「メイド・イン・チャイナ」の意味であり、怪しげな絵柄はハロウィンに合わせたもの。同社はメーカー側に今後は表記に気を付けるよう注意を促したが、当該製品はすでに完売したと説明している。

この女性は日頃から中国人に対する差別を感じていたという。これまでは黙って我慢していたそうだが、「今後は我慢しないようにしたい」と語っている。(翻訳・編集/NN)

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