中国がオバマ大統領の対話集会を生中継=「大国としての風格と自信」の表れ―香港紙

Record China    2009年11月18日(水) 13時20分

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16日、香港紙は「中国はオバマ大統領の対話集会を生中継し、風格と自信を示した」と題した記事を掲載した。写真は16日、路線バスのテレビでオバマ大統領と学生の対話集会を見る市民。

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2009年11月16日、香港紙・新報は「中国はオバマ大統領の対話集会を生中継し、風格と自信を示した」と題した記事を掲載した。17日付で新華網が伝えた。

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上海科学技術博物館で16日、オバマ大統領と学生との対話集会が開かれ、国営新華社通信のウェブサイト・新華網で生中継された。記事は、中国が全国民に対話集会の様子を公開したことは、開放と進歩の表れであることは間違いなく、オバマ大統領に対する友好の姿勢と、大国としてあるべき風格と自信を十分に示した、と評価した。

記事によれば、大統領の今回の訪中における最重要課題は経済面で、米中間で長年課題とされてきた台湾問題や核不拡散、チベットの人権問題などは、それほど切羽詰まった問題として扱われなかった。だが、大統領にとってはジレンマだ。民主党出身の大統領として、特に就任後間もないこの時期、中国の人権などの問題に何らかの形で言及しなければ面目が立たない。しかし、一方で両国間の利益を損なうような事態は回避する必要がある。

記事によれば、中国はこうした背景を考慮して、大統領に比較的自由に発言できる機会を提供した。また、大統領に中国の開放的でより一層進歩した姿を見せたことで、米国内で広がる「中国脅威論」の払拭にも効果があった、と記事は指摘した。(翻訳・編集/NN)

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