<大雪>学校施設の崩壊事故が多発、政府が安全の徹底求める―中国

Record China    2009年11月13日(金) 23時47分

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13日、中国北部を襲っている大雪の影響で、学校の校舎や食堂が倒壊し死者を出す事故が多発している。写真は北部各地。

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2009年11月13日、中国北部を襲っている大雪の影響で、学校の校舎や食堂が倒壊し死者を出す事故が多発している。こうした状況に中国教育部はこのほど緊急通知を発し、各地区の教育行政部門に対し、天候の変化による事故などを防ぎ、安全の徹底を図るよう求めた。中国新聞社が伝えた。

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大雪の影響による校舎などの倒壊事故は、これまでに明らかになっているものだけでも、11日夜、河北省邯鄲市にある私立学校の食堂の屋根が雪の重みに耐え切れず潰れ、女子生徒2人、男子生徒1人の合計3人が死亡、28人が負傷した事故、12日朝、河南省開封市開封県の中学校の簡易食堂が倒壊し、学生1人が死亡、7人が負傷した事故、12日午前、同じく開封県の中学校で簡易食堂が倒れ、学生10数人が負傷した事故など、相次いで発生している。

状況を重く見た教育部は、各地区の教育行政部門に対し、区域内の小中学校、特に農村部の寄宿制の学校および山村地区の学校の校舎、食堂、トイレ、壁、学校周辺の建築物の一斉検査を行って安全の確認をするよう通知した。同部では、万一危険が発見された場合、当該施設の使用を即座に中止するよう求めている。

同部はこれ以外にも、各地区の教育行政部門に対し、雪や道路の凍結などの影響下での学生の登下校の交通安全確保、校内や宿舎などでのガス中毒や火災の防止、新型インフルエンザに対する注意などもあわせて通知した。(翻訳・編集/HA)

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