2009年11月13日、中国北部を中心に数日間にわたって大雪が続いており、「60年に一度」とも言われる被害が各地に出ている。各省の報道をまとめると全国で死者38人が確認され、100万人以上が被災している。中国新聞社の報道。

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各省民生庁の12日までの統計によると豪雪の被害状況は以下の通り。

河北省で6人が死亡、63万人が被災。陝西省では5人が死亡、36人が負傷、48万人が被災。山東省では1人が死亡、35万人が被災。また各公安庁の報告では、降雪期間中、山西省では478件の交通事故が発生し24人が死亡、70人が負傷。寧夏回族自治区では155件の交通事故が発生し2人が死亡、37人が負傷している。

被害拡大を受けて各関係部門も対策に乗り出している。12日、温家宝(おん・かほう)首相は被災地のひとつ・河北省を視察に訪れ、被災民を見舞ったという。(翻訳・編集/愛玉)