不法移民に斡旋、殺人事件まで?!中国系職業紹介所の「グレーな仕事」―米国

Record China    2009年11月13日(金) 12時31分

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11日、移民にとって不可欠な存在の職業紹介所だが、中国系の職業紹介所の中には不法移民に仕事を斡旋するところも多く、不透明な経営が問題視されている。写真はニューヨークのチャイナタウン。

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2009年11月11日、米華字紙「星島日報」によると、職業紹介所はアメリカでの成功を夢見る中国系移民にとって最初に訪れる場所だが、“グレー”な業務の紹介もあることが問題となっており、先日も中国系の職業紹介所で移民による殺人事件が起きている。中国新聞社が伝えた。

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職業紹介所は、技術を持たない、英語が不得手といった新移民にとっては不可欠な存在。無料の求人情報を提供する非営利機関も増えてはいるものの、職業紹介所は現地で生活をスタートさせるためにまず訪れる場所となっている。中国人向けの職業紹介所には空港への出迎えから仕事の斡旋、住居の手配など一貫したサービスを提供するところも多く、ロサンゼルスの中国系商工会議所の統計では、こうした職業紹介所はサン・ガブリエル・バレー一帯だけでも40〜50か所にも及ぶ。

しかし、その多くは個人による零細経営で、経営者も短期間のうちに交代を繰り返すところが多いという。そのため経営は不透明な部分が多く、空港への送迎をとっても無免許のまま運転するようなケースが後を絶たない。手配する宿泊先も“もぐり”の経営だったり、不法移民に仕事を斡旋する紹介所も多いという。(翻訳・編集/岡田)

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