<自動車大国>大国化はいいけど、「渋滞で走れる道がなくなる」かも!―中国

Record China    2009年11月9日(月) 5時42分

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6日、マレーシア紙はこのほど、中国の交通渋滞は深刻化の一途をたどり、このままでは走行可能なところがない自動車大国になると伝えた。写真はハルビン市の交通渋滞。

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2009年11月6日、環球時報によると、5日付のマレーシア紙マレーシアン・インサイダー(The Malaysian Insider)は、中国の交通渋滞は深刻化の一途をたどり、このままでは走れるところのない自動車大国になると伝えた。

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中国の大都市では渋滞は見慣れた現象となっており、北京の渋滞時の速度は時速12km、ひどい時には時速7kmにまで下がるという。その他の都市でも上海では時速14km、広州では時速17km、地方都市の武漢でさえ時速25kmの走行しかできないという。

先月、中国の今年の自動車生産台数が1000万台を突破し、米国と日本に次ぎ世界で3番目となったが、大気汚染も深刻な問題となっている。米国大使館のデータによると、北京の空気は一年の大部分が「不健康状態」だという。

エコカー減税やエコカー技術への補助金で自動車購入を奨励している中国。北京では毎日新車約1700台が道路に登場しており、中国の自動車保有台数は先月1億8100万台に達した。記事は「このまま自動車販売台数が増加を続ければ、中国は走れるところのない自動車大国になってしまう」と警告している。(翻訳・編集/中原)

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