香港ディズニー、上海にライバル出現で早期の拡張工事目指す

Record China    2009年11月4日(水) 17時58分

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2日、上海のディズニーランド建設計画が中国当局の承認を得たとのニュースを受け、香港ディズニーランドの金民豪(アンドリュー・カム)CEOは、「予定されている拡張工事をできるだけ早期に実施したい」との声明を発表した。写真は香港ディズニーランド。

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2009年11月2日、同日付の香港・文匯報などによると、上海のディズニーランド建設計画が中国当局の承認を得たとのニュースを受け、香港ディズニーランドの金民豪(アンドリュー・カム)CEO(最高経営責任者)は、「予定されている拡張工事をできるだけ早期に実施したい」との声明を発表した。

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香港ディズニーはアジアでは東京に次ぐ2カ所目のディズニーランドとして2005年に開園。中国本土をはじめとするアジア一円からの観光需要を見込み、政府が出資しているが、入場者数は思うように伸びていない。てこ入れを目的に、今年6月には政府が今後5年間をかけて3つのアトラクションエリアを増設する内容の拡張計画を発表した。

香港ディズニーは上海ディズニーの開園が脅威になると認識しているもようで、上海ディズニーが開業すると見込まれる2014年より早い拡張工事完了を目指すとみられる。金CEOは早ければ年内の工事開始を表明。「新設する3つのアトラクションエリアのうち、2つは世界で香港にしかないものだ」と強調した。(翻訳・編集/東亜通信)

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