2009年10月22日、中国新聞社によると、中国老齢工作委員会弁公室の陳伝書（チェン・チュアンシュー）常務副主任は21日、北京大学で行われた「第5回中国老年学家フォーラム」の席上、高齢化社会に対応するため一部の政策を変更する必要があると語った。

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陳常務副主任によれば、中国は2008年から高齢者人口がピーク期を迎えており、年800万人が純増、ピーク時には年1000万人の高齢者が増加する見込み。2014年には中国全体で2億人を超えると予測され、今世紀中期には4億3700万人を超えると見られている。

現在、中国の高齢者人口はすでに1億6000万人を上回っており、これは欧州全体に匹敵し、今世紀中期のピーク期には現在の日本やイタリアの高齢化水準にまで達すると見られている。陳氏は「高齢化に対応するため、コストを抑えるなど政策の一部を変更する必要がある。国務院の28の部門・委員会は今後、高齢化問題の研究・対策を強化する方針だ」と話した。（翻訳・編集/岡田）