<レコチャ広場>パクリこそ中国文化!正規品を買うのは「バカ」ばかり?―中国

Record China    2009年10月18日(日) 15時46分

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16日、ブログ「香港メディア直行便」はエントリー「パクリ大国のメインカルチャー」を掲載。「パクリは中国文化だ」と肯定している。写真は四川省成都市、街にはパクリブランドの看板がずらり。

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2009年10月16日、ブログ「香港メディア直行便」はエントリー「パクリ大国のメインカルチャー」を掲載した。以下はその抄訳。

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山寨(パクリ)は中国古来より伝わる文化、書や中国画を模倣する専門の学問もあったほどだ。昨年から「山寨」という言葉が流行しているが、最近では一般人がテレビ局に対抗して作った旧正月番組「山寨版春節聯歓晩会」も登場するなどプラスの意味で使われることも多い。

海外ブランドをパクった山寨製品は中国にあふれかえっているが、それにも理由があるという。税関で働くある友人によると、世界的ブランドの手袋は通関時の価格は1000元(約1万3300円)程度。それが店頭に並ぶと数十倍の値段となる。世界的ブランドといっても今やその半数は中国製。自分で作って売ればいいと考えるのも当然だ。

学生時代、ある留学生と知り合いになったが、「こんなに出来がいいパクリ製品がある」と大喜び。山のように買い込んでいた。外国人がパクリ製品を買わないのは売ってないためか、あるいはパクリ技術が低すぎるためだろう。

また素直に正規品を買っているのは「バカ」なアジアの中産階層だけだろう。「ある著名ブランドの売り上げのうち70%はアジアでのもの。残る30%は海外旅行にでかけたアジア人が買ったもの」というジョークもあるほどだ。

もちろんデザインと文化は尊重しなければならないが、模倣こそがその第一歩。模倣者たちよ、自らのブランドに「パクリ」と名付けるべきだ。必ず大人気となるだろう。(翻訳・編集/KT)

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