国外退去処分の中国人姉妹に特別在留許可=千葉法相の権力の乱用、との批判も―日本華字紙

Record China    2009年10月16日(金) 10時4分

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2009年10月15日、日本華字紙・中文導報は、裁判で国外退去を命じられた中国人姉妹に千葉景子法相が特別在留許可を与えた問題で、一部で「権力の乱用、法律の軽視」だと批判する声が上がっていると報じた。写真は国会議事堂。

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2009年10月15日、日本華字紙・中文導報は、裁判で国外退去を命じられた中国人姉妹に千葉景子法相が特別在留許可を与えた問題で、一部で「権力の乱用、法律の軽視」だと批判する声が上がっていると報じた。

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特別在留許可を与えられたのは、焦春柳(ジャオ・チュンリウ、21歳)さんと焦春陽(ジャオ・チュンヤン、19歳)さんの姉妹。1997年、母親が「中国残留孤児の娘」であるとして家族で日本に入国したが、その後、残留孤児との血縁がないことが判明したとして2003年に国外退去を命じられていた。退去処分取り消しを求めて最高裁まで争われたが、焦さんらの敗訴が決まっていた。

両親と日本で生まれた三女は中国に強制送還されたが、今月9日、千葉法相が姉妹に特別在留許可を与えた。期間は1年だが更新が可能だという。千葉法相の決断に在日外国人は称賛を送っているが、一部では「権力の乱用、法律の軽視」だとして批判する声も上がっている。(翻訳・編集/KT)

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