ネパール首相がチベット鉄道の延伸に「期待」、インドは警戒感―シンガポール紙

Record China    2009年10月16日(金) 11時12分

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14日、シンガポール華字紙によると、ネパールのマダブ・ネパール首相は中国のチベット自治区を走る「青海チベット鉄道」が、同国の首都カトマンズまで延伸されることを期待していると述べた。写真はチベット自治区ダムシュン県付近の青蔵チベット鉄道。

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2009年10月14日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、ネパールのマダブ・ネパール首相は中国のチベット自治区を走る「青海チベット鉄道」が、同国の首都カトマンズまで延伸されることを期待していると述べた。環球網が伝えた。

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記事によれば、ネパール首相は中国側と同国内においていかなる反中活動も起こさせないと約束し、「チベット独立派」の越境を防ぐため、中国との国境付近に警備隊を配置した。青海チベット鉄道は06年7月に開通、08年に同自治区シガツェ市からネパール国境カサまでの延伸計画が発表されていた。だが、ヒマラヤ山脈を越える工事は難易度が高く、莫大な費用がかかると専門家は指摘している。

ネパール首相の発言を受け、インドメディアは、これまで政治や経済の面で「インド頼み」だったネパールが中国を新たなパートナーに選び、インドを牽制しようとしていると報道。ある新聞は、同鉄道がカトマンズまで延伸されれば、ネパールとインドの関係にマイナスの影響を及ぼすことは必至だと報じた。(翻訳・編集/NN)

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