乳がん予防のための8か条、10月は「国際乳がん月間」―米メディア

Record China    2009年10月14日(水) 17時25分

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13日、米国向けのニュース専門放送局・MSNBCのサイトが、「国際乳がん月間」にあたる今月になって、米国のがん専門家による「乳がん予防のための8か条」を掲載した。写真は北京市で行われた乳がん予防啓発パレード。

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2009年10月13日付の生命時報によると、米国向けのニュース専門放送局・MSNBCのサイトが、「国際乳がん月間」にあたる今月になって米国のがん専門家による「乳がん予防のための8か条」を掲載した。

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「乳がん予防のための8か条」は以下のとおり。

1)太りすぎ、特にウエスト部分の脂肪に注意

年齢に関係なく、太りすぎはがんを誘発する可能性を高くする。特に更年期を迎えた女性は要注意。データによると、閉経後に太りすぎた場合、乳がんの可能性は50%増となっている。体重が重いほど、特にウエスト部分の脂肪が多いほど危険性は高い。

2)大豆製品を多く摂取する

大豆や大豆製品を多く摂取することはがん発症の危険性を低下させる。7万3000人を対象にした調査では、大豆製品をよく食べる女性は、食べない女性に比べて乳がんの発症率が約60%低い。

3)野菜・果物を多く取る

野菜や果物に含まれるカロテノイドには、がん予防の効果だけでなく、発病後の延命効果などがある。

4)緑茶を飲む

中国人女性2000人に対する調査では、緑茶を良く飲む女性は乳がんの発症率が40%低い。

5)毎日30分の運動

適度な運動の習慣は乳がん発症の危険率を20%減らす。

6)お酒は少なめに

アルコールは乳がん発症の危険を増加させる。飲む量の増加や高齢化に伴い危険性は高くなる。女性は1日コップ1杯程度の酒が適量で、飲む際には葉酸(ようさん)を補給すると良い。

7)女性ホルモンによる治療を避ける

米国の医療研究組織によると、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステン(黄体ホルモン)を併合して治療に使っている女性の乳がんの危険性は28%高い。

8)たばこ、特に間接喫煙を避ける

米国での調査によると、喫煙は乳がんの危険性を20%高める。特に、たばこから直接出る煙(副流煙)を吸い込む環境で長期にわたって生活した場合、乳がんの発症率は70%高くなる。(翻訳・編集/HA)

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