映画祭へのウイグル関連作品招待に大陸が反発=映画祭の枠外で上映へ―台湾

Record China    2009年9月21日(月) 13時37分

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2009年9月、台湾の高雄市は世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長を主人公としたドキュメンタリー映画「Ten Conditions of Love」を今月22日、23日に上映すると決定した。写真は今年5月、中国を訪問した高雄市の陳菊市長。

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2009年9月、台湾紙・中国時報によると、台湾の高雄市は世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長を主人公としたドキュメンタリー映画「Ten Conditions of Love」を今月22日、23日に上映すると決定した。20日、環球時報が伝えた。

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「Ten Conditions of Love」はもともと高雄映画祭(10月16日開幕)の招待作品となっていた。しかし「ラビア・カーディル議長はウイグル独立勢力のリーダー」と大陸の反発が高まる中、高雄市への大陸ツアー客キャンセルなどの悪影響が生じ、観光業界関係者からは放映中止を希望する声もあがっていた。一方で上映を中止すれば台湾内部からの批判も必至のため、市当局は苦肉の策として映画祭と分離しての公開で決着を図った。

高雄市の陳菊(チェン・ジュー)市長は野党・民進党の重鎮。民進党は8月末にもダライ・ラマ14世を招いており、対中融和路線を採る馬英九(マー・インジウ)総統にゆさぶりをかけていた。(翻訳・編集/KT)

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