悲壮!日本の若者はなぜ「国に対する誇り」を感じなくなったのか?―華字紙

Record China    2009年9月11日(金) 13時50分

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8日、日本の華字紙は「日本の若者はなぜ国に対する誇りを感じなくなってしまったのか?」と題した記事で、疲弊した日本経済が若者の生活や意識に深刻な影響を与えていると論じた。写真は原宿の若者たち。

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2009年9月8日、華字紙・日本新華僑報は「日本の若者はなぜ国に対する誇りを感じなくなってしまったのか?」と題した記事で、疲弊した日本経済が若者の生活や意識に深刻な影響を与えていると論じた。

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日本の国内総生産(GDP)は今年4月―6月期、1年3か月ぶりにプラス成長に転じ、日本経済はようやく最悪期から脱することができた。だが、実際の生活はどうか。年金は巨額な赤字を抱え、失業率は依然高いまま。記事は、20代の若者にとって「日本経済の復興」は単なる幻想に過ぎないと指摘する。

英タイムズ紙が複数の東京の一流大学で実施した調査によれば、不況の波は学生の日常生活をも直撃している。政府がどんなに明るい数字を示そうが、彼らにその実感はほとんどない。以前は常に人手が足りなかったコンビニやファーストフード店でもリストラが敢行され、地下鉄のホームレスは増える一方。レストランの味は安っぽくなり、ポテトチップスなど袋菓子の量も減った。

自動販売機で飲み物を買うのは贅沢となり、仲間と集まる時はマクドナルドの100円コーヒーで何時間も粘る。財布の中身は現金よりも割引券が幅を利かせ、カラオケに行ってもポップコーンしか頼まない。好きな音楽はインターネットからの違法ダウンロードで聴く。CDは高くて買えないからだ。

こうした毎日が日本の若者から国への誇りを失わせている。日本は今、かつてないほどの不満と悲壮感に覆われている、と記事は指摘した。(翻訳・編集/NN)

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