嫁ぎ先は「お金」、それとも「愛情」?結婚できない若い男女が激増―中国

Record China    2009年9月6日(日) 20時13分

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5日、中国の80年代生まれの若者の結婚観が、「愛情」から「条件」へと変化している。今活の現状は男性よりも女性に厳しいという。写真は婚姻届を出す若いカップル。

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2009年9月5日、中国新聞網によると、中国の80年代生まれの若者の結婚観が、「愛情」から「条件」へと変化している。今活の現状は男性よりも女性に厳しいという。

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同記事によると、最近北京で行われ、幅広い職業層と年齢層から数百人が参加した「婚活パーティー」の参加者の男女比は1対2で、女性が圧倒的に多かったという。「2008年中国ネットユーザーの結婚・恋愛に関する意識調査」では、65%の男性が最も理想の結婚相手の年齢は「25〜28歳」としており、25.5%の男性が「30歳以上でも可」と回答している。「35歳以上でも可」と答えた男性は、わずか12.5%。婚活女性に厳しい現実が浮かび上がった。

広東省肇慶市のある結婚相談所によると、今年は登録者2〜3割増えており、その大部分が30歳以下の若者だという。「求婚者」の増加が成婚率の上昇には直接結びついておらず、「選択は多いがふさわしい人がいない」という現実も。

同相談所の顧客の88年生まれの女性は言う。「頼りがいがあり、結婚後は働かずピアノを弾いたり本を読んだり、悠々自適に生活させてくれる経済力を持った人が良い。年齢は40歳以上の人でも大丈夫。」結婚に「愛情」を求める若者が減っている。

34歳の梁(リャン)さんは、国営企業に勤めており高収入で外見も健康的、同相談所では最も人気のあるタイプだ。彼も、結婚観がこの10年で変わったと言う。「10年前に私が探していたのは『愛する人』だったが、今は『条件に合う人』を探している。以前は1人の女性を探していたが、今は1つの家族を探している。結婚は家族と家族に関わることだから、トラブルは少ない方がいい。」(翻訳・編集/津野尾)

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