<中華経済>ガソリン・ディーゼル油が値上げ、09年で4回目―中国

Record China    2009年9月2日(水) 23時29分

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1日、中国国家発展改革委員会は翌2日からガソリンとディーゼル油の価格を1トン当たり各300元(約4070円)引き上げると発表した。写真は2日、価格表示板を差し替えるアモイ市のガソリンスタンドスタッフ。

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2009年9月1日、中国国家発展改革委員会は翌2日からガソリンとディーゼル油の価格を1トン当たり各300元(約4070円)引き上げると発表した。中国当局はガソリンなど石油製品の価格を統制しており、国際原油価格を反映させながら調整している。価格調整が行われるのは2009年に入って6回目で、うち、値上げは4回となった。

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中国当局は都市ごとにガソリンとディーゼル油の小売価格の上限を設定している。現地紙・北京晨報によれば、北京では国有大手石油会社系のガソリンスタンドで、乗用車が一般的に使用する93号ガソリンが従来より1リットル当たり0.24元(約3.2円)高い6.43元(約87.5円)となり、これまでの最高値を更新した。

中国当局は今回、国際原油価格の上昇を理由に値上げを行ったが、タイミングは現行規定によって調整が可能となる日から数日後となった。そのため、国内では値上げがいつ実施されるのか、または、されないのかに注目が集まっていた。値上げが遅れた背景には消費や石油関連の川下産業への影響の懸念もあったが、石油精製企業のコスト上昇による業績悪化を避けるために踏み切らざるを得なかった模様だ。(翻訳・編集/東亜通信)

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