<中華経済>シャープが南京で液晶パネル生産プロジェクト受注、日本工場の設備を売却―中国

Record China    2009年9月1日(火) 20時53分

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8月31日、シャープは中国の液晶事業会社「南京中電熊猫液晶顕示科技有限公司」から、第6世代液晶パネルの生産プロジェクトを受注したと発表した。写真は08年3月、北京の国際展覧会で展示されたシャープの液晶カラーテレビ。

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2009年8月31日、シャープ(大阪市、片山幹雄社長)は中国・江蘇省南京市と現地の電子・情報通信企業である南京中電熊猫信息産業集団有限公司(CECパンダ)が設立した新たな液晶事業会社「南京中電熊猫液晶顕示科技有限公司」から、第6世代液晶パネルの生産プロジェクトを受注したと発表した。

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南京中電熊猫液晶顕示科技に日本の亀山第1工場(三重県亀山市)の生産設備を売却するとともに、液晶の生産技術とノウハウを提供する。新会社の生産能力は月8万枚で、2011年3月までに稼働を開始する予定。生産設備の売却額は公表していない。

シャープはまた、南京市とCECパンダの出資元である中国電子信息産業集団有限公司と共に、同市で第8世代液晶パネル生産の合弁会社を設立することについても協議を進めていく。このほか、中国で液晶・液晶テレビ事業の強化を図るため、2010年4月には同市に「液晶設計開発センター」も設立する計画だ。(編集/東亜通信)

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