中国の大規模軍事演習、隣国を不安に陥れる―香港メディア

Record China    2009年8月20日(木) 21時21分

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18日、香港紙は「中国の軍事演習が隣国を不安に陥れている」と題した記事を掲載した。写真は19日、山東省済南市で行われた軍事演習。

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2009年8月18日、香港紙・亜洲時報は「中国の軍事演習が隣国を不安に陥れている」と題した記事を掲載した。19日付で環球時報が伝えた。

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中国人民解放軍は11日、大規模軍事演習「跨越2009」を開始した。期間は9月下旬までで兵士約5万人が参加する。今回は初めて全国7大軍区のうち4軍区が参加する大がかりなものだ。演習は中国国内の安全強化が主な目的とされているが、中国と領土問題で争っている隣国は心中穏やかではない。インドは7日に中国と国境問題を話し合う会議を開いたばかりとあって、警戒心を強めている。世界一の軍事費を誇る米国も、「今回の演習を注意深く見守っている」と記事は指摘する。

人民解放軍は外国からの「透明度に欠ける」との指摘に応えるため、外国人記者を北京近郊の駐屯地に招待したり、建軍82周年を記念して中国語と英語のウェブサイトを立ち上げたりした。「国家間、軍隊間の相互理解と信頼を促進させるため」としているが、記事は「それだけでは信頼を得ることにはならない」と苦言を呈している。(翻訳・編集/NN)

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