中国海軍は世界3位の実力、インドとは雲泥の差―スイス研究機関

Record China    2009年8月11日(火) 17時32分

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5日、スイスのシンクタンクは、中国海軍はすでに米国とロシアに次ぐ世界第3位の実力を備え、インド洋をめぐり覇権争いを展開するインド海軍との差は歴然だとするレポートを発表した。写真は7月、ソマリア沖に向け出発した中国海軍のミサイル護衛艦「舟山」と「徐州」。

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2009年8月5日、スイスのシンクタンク、国際関係・安全保障ネットワーク(ISN)は、中国海軍はすでに米国ロシアに次ぐ世界第3位の実力を備え、インド洋を巡り覇権争いを展開するインド海軍との差は歴然だとするレポートを発表した。7日付で東方網が伝えた。

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中国海軍は創設60周年を迎えた4月、初の国際観艦式を行い、原子力潜水艦や最新鋭の水上艦などを披露した。10年までには初の国産空母の建設が着工する見通しだ。中国とインド洋を巡る覇権争いを展開するインド海軍も海軍力の増強のため、先月、初の国産原子力潜水艦の進水式を行ったが、レポートは同軍が中国海軍に追い付くにはまだ相当な時間がかかると報告した。

インド洋は経済大国にのし上がろうとしている両国にとって、石油などエネルギーを輸送するシーレーン(海上交通路)の重要海域であり海上貿易の要でもある。中国は昨年末、ソマリア沖の海賊退治という名目でインド洋に艦隊を派遣したが、これもインド洋開拓を狙った動きと見られている。

レポートは、中国はアジア地域の覇者となり超大国として台頭するための戦略として、海軍力の増強に全力を挙げていると強調。また、インド洋における中印の覇権争いは今後、両国の海軍力競争に拍車をかけるとも指摘された。(翻訳・編集/NN)

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