相次ぐ暴動を意識か、中国軍が「安定維持」を強調―シンガポール紙

Record China    2009年8月7日(金) 6時31分

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2日、中国人民解放軍が1日に建軍82周年を迎えたことを受け、シンガポール紙は「中国人民解放軍は安定維持の決意を新たにした」と題した記事を掲載した。写真は04年、軍や武装警察、消防などが合同で行ったテロを想定した軍事訓練。

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2009年8月2日、中国人民解放軍が1日に建軍82周年を迎えたことを受け、シンガポールの英字紙ザ・ストレーツ・タイムズは「中国人民解放軍は安定維持の決意を新たにした」と題した記事を掲載した。6日付で環球網が伝えた。

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記事によれば、人民解放軍の機関紙・解放軍報が1日、「わが軍は人民民主専政(プロレタリア独裁)の強固な柱であり、社会安定の重要な力である」とする社説を1面に掲載。先月31日に記念演説を行った国防部の梁光烈(リアン・グワンリエ)部長も同様にこの「重要な任務」を強調したほか、「外国の軍隊と協力して国際社会における責任と義務を履行していきたい」と述べた。

また、国営新華社通信は「人民解放軍は敵対勢力による分裂破壊活動を厳しく防備し、国家安全と社会安定の維持に効果的な役割を果たしている」と報道。これは昨年3月のチベット騒乱や先月ウイグルで起きた暴動を受け、人民解放軍の存在を改めて強調したものだと記事は指摘した。(翻訳・編集/NN)

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