<中国で最もイケてる避暑地BEST10>高山植物が咲き乱れるユートピア・シャングリラ―雲南省

Record China    2009年8月10日(月) 19時43分

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厳しい夏が迫り、涼しい避暑地に逃避したい気分にもなるこのごろ。広大な国土を持つ中国の人々にとっては、その選択肢は山のようにある。今特集ではそんな中国の名だたる避暑地の中でもBEST10に数えられるものを紹介する。第7回は雲南省のシャングリラ県。

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厳しい夏が本格的に到来しようとしている。酷暑を逃れ、涼しい避暑地に逃避したい気分にもなりそうだが、東西南北に広大な国土を持つ中国の人々にとっては、その選択肢は山のようにある。今特集ではそんな中国の名だたる避暑地の中でもBEST10に数えられるものを紹介する。第7回は雲南省のシャングリラ県。中国ネットの編集。

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青蔵高原の南端、チベット文化圏の東南端に位置するシャングリラ県。英国の作家ジェームス・ヒルトンの小説「失われた地平線」に登場する桃源郷“シャングリラ”にちなんで名づけられ、文字通り浮世離れした楽園の風景が広がる(注:シャングリラ県はもと中甸県で01年に名称変更された)。標高4000mを超える山が470峰、その裾野に青々とした樹海や草原、紺碧の湖が広がり、深い峡谷や氷河などの険しい表情も見せる。哈巴雪山(5396m)のふもとにはとりどりの高原植物が咲き乱れ、国内外から多くの植物学者が研究に訪れる「世界の花園」となっている。マツタケの一大産地である点も、日本人にとっては縁深い。

また、チベット族をはじめナシ族、ペー族など10数もの少数民族が住まう土地柄、彼らの文化風俗も濃厚に味わえる。この地を訪れれば素朴で大らか、もてなし好きな彼らの歓待を受けることであろう。また、チベット仏教が現地の生活に与える影響は大きく、チベット仏教10大寺院に数えられるソンツェリン寺は見どころのひとつ。数百人の僧侶が修行し、現在でも活き仏が健在だという。(翻訳・編集/愛玉)

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