養殖魚120トンが謎の大量死!周辺住民の生活に大打撃―安徽省

Record China    2009年7月28日(火) 16時11分

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25日、水質の富栄養化などによる汚染問題が深刻となっている中国5番目の淡水湖・巣湖で、養殖魚が大量死する事件が発生した。120万tもの養殖魚が犠牲となり、その経済的損失は830万円にも上るという。

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2009年7月25日、水質の富栄養化などによる汚染問題が深刻となっている中国5番目の淡水湖・巣湖で、養殖魚が大量死する事件が発生した。地元・安徽省の環境保護局などが原因究明に乗り出している。新安晩報の報道。

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大量の養殖魚が死んでいるのが発見されたのは今月23日早朝。湖水は一面にわたって黒く変色していた。現地当局の調査によると、120万tもの養殖魚が犠牲となり、その経済的損失は60万元(約830万円)にも上るという。湖周辺で養殖業を営む家庭のほとんどが他に収入はなく、「子どもの学業に影響する」などと悲嘆にくれている。

事件の前日夜、現地は豪雨に見舞われていた。現段階では、巣湖に流入する拓皋河上流から大量の汚水が一気に流れ込んだことが原因と見られている。このため、周辺住民は甚大な被害をこうむったほか、生活用水の安全もおびやかされている。(翻訳・編集/愛玉)

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