インターネットユーザー3億人以上、携帯経由が急増―中国

Record China    2009年7月17日(金) 3時43分

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16日、中国インターネット情報センターは、中国のインターネットユーザー数が09年6月末現在で3億3800万人に達したと発表した。写真は青島市のネットカフェ。

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2009年7月16日、中国インターネット情報センター(CNNIC)は同日に発表したレポートで、中国のインターネットユーザー数が09年6月末現在で3億3800万人となり、うちブロードバンドユーザーは全体の94.3%に当たる3億2000万人に達したと発表した。ネットユーザー数、ブロードバンドユーザー数、国・地域を表すドメイン(CNドメイン)登録数の3部門で世界一となっている。新浪科技が伝えた。

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レポートによると、08年6月末現在の中国のインターネット普及率は25.5%。ネットユーザー数は08年末比13.4%(約4000万人)増の3億3800万人となり、このうち携帯電話によるインターネット利用者が1億5500万人(約46%)を占めている。携帯電話によるインターネット利用者数は、08年末に比べて32.1%増と急増しており、その原因として政府及びキャリアによる積極的な普及推進や3G(第3世代)サービスの本格化が挙げられている。また、ブロードバンドユーザーは3億2000万人で、ネットユーザー全体に占める割は08年末比3.7ポイント増の94.3%となった。

インターネットの利用目的別で見ると、ネットショッピングの成長が著しい。ネットショッピングの利用者数は08年末に比べて約1400万人増加し、8788万人に達しており、ネット上での決済利用者数も同4.8ポイント増加している。

一方、ネットユーザーの増加に伴い、ウイルス被害も深刻な問題となっている。この半年間でウイルスに感染またはウイルス被害に遭ったユーザー数は1億9500万人に上っており、約1億1000万人がパスワードの盗難・改ざんなどの被害を受けている。(翻訳・編集/HA)

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