人工繁殖史に快挙!生後3か月の4つ子華南トラが一般公開へ―河南省洛陽市

Record China    2009年7月14日(火) 22時31分

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13日、河南省洛陽市の動物園で、人工繁殖によって誕生した華南トラの赤ちゃん4頭が一般公開された。今年4〜5月にかけて誕生した子トラ全てが順調に成長し、華南トラの人工飼育史に大きな快挙となった。華南トラは、個体数が80頭前後にまで激減している希少種。

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2009年7月13日、河南省洛陽市の動物園で、人工繁殖によって誕生した華南トラの赤ちゃんたち4頭が一般公開された。今年4〜5月にかけて誕生した子トラ全てが順調に成長し、華南トラの人工飼育史にとって大きな快挙となった。洛陽新聞の報道。

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この動物園は85年に1対のつがいを移入して以来、現在は5頭の成年トラを飼育。今年初めに交配を試みたところ2頭のメスが受胎に成功し、約100日に及ぶ妊娠期間を経て、それぞれ4月と5月に出産した。合計4頭が誕生し、いずれもすくすくと無事に育っている。このほどガラスケースの中での一般公開に踏み切った子トラたちは、今月20日以降は屋外飼育に切り替える予定。

動物園職員によると、華南トラの寿命はおよそ20年。うち、3歳から15歳前後までが繁殖期で、1回につき2〜3頭を出産する。華南トラは中国固有種の珍しいトラで、乱獲により現在は個体数が80頭あまりにまで激減している。昨年は各地の動物園など飼育施設で12頭のトラが出産に及んだが、子供の生存率はわずか42%となっている。(翻訳・編集/愛玉)

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