「アジア陸上界の星」五輪金メダリスト・劉翔選手、中学の歴史教科書に登場―中国

Record China    2009年7月7日(火) 10時22分

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6日、アテネ五輪陸上男子110m障害で金メダルを獲得した中国の劉翔選手が、中学校の歴史の教科書で取り上げられることが明らかになった。

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2009年7月6日、東南快報によると、04年のアテネ五輪陸上男子110m障害で金メダルを獲得した中国の劉翔(リウ・シアン)選手が、中学校の歴史の教科書で取り上げられることが明らかになった。

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劉翔選手の活躍を取り上げたのは、華東師範大学出版社がこのほど出版した中学2年生向けの教科書「中国の歴史」の中でのこと。劉翔選手が金メダルを獲得した瞬間の写真とともに、「劉翔選手は2004年第28回夏季五輪の男子110m障害で金メダルを獲得し、同時に同種目の五輪記録を更新した。これは中国人およびアジア人として、五輪の陸上短距離種目で初めて獲得した金メダルである」との解説がつけられている。

劉翔選手は、当時の世界タイ記録12秒91で金メダルを獲得。その後、06年のローザンヌ国際では12秒88の世界新記録(当時)を樹立し、大阪で07年に開催された世界陸上でも優勝するなど活躍が続いた。しかし、五輪連覇の期待がかかった08年の北京五輪では、スタートラインに立ったもののケガの影響で予選を棄権し、中国国民に大きな失望を与えた事は記憶に新しい。

関係者によると、劉翔選手が教科書に取り上げられるのは今回が初めてではないという。上海市の小学5年生用の国語の教科書の中でも、「新記録を飛び越える」という文章で取上げられており、今後市内約50カ所の小学校で使われる予定になっている。(翻訳・編集/HA)

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