ひと口に草食男子、肉食女子と言うが内実は?その“生態”に関心―中国紙

Record China    2009年7月1日(水) 23時20分

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6月30日、草食男子と肉食女子は中国にも出現しているが、恋愛に消極的で常に受身の男子と、恋愛や結婚の相手を積極的に求める女子、ひと昔前の男女とは全く逆のものとなっている。写真は瀋陽の女性ボディガード養成学校。

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2009年6月30日、日本のメディアを賑わせている「草食男子」と「肉食女子」は中国にも出現しているが、これまでの男女の恋愛観を逆転させる彼らの“生態”について、広東省の「南方日報」が報じた。

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草食男子の走りといえるのは、中国でも大ヒットした90年代の日本のテレビドラマ「東京ラブストーリー」の主人公、完治だろう。当時中国では、優柔不断でハッキリしない性格の完治と、大胆でサバサバした性格のリカとの恋愛にヤキモキした視聴者が多かった。なかでもリカが完治に言った「セックスしよ」というセリフは非常に衝撃的であり、その後の肉食女子の到来を暗示するものだった。

恋愛には消極的で性に関しては淡白、家族や友人を大切にして、ファッションやスイーツが大好きな草食男子と、恋愛や性に対して積極的で、好きな男子には自分から告白する肉食女子という定義はひと昔前の男女とは全く逆のもの。男性至上主義はすでに遠い過去のものとなり、恋愛の主導権は女性に移りつつある。

世間には肉食女子や草食男子を否定的にとらえる人もまだ多いが、これらは単に表面的な現象に過ぎず、心の奥深くは肉食男子と草食女子である可能性も。また、意中の草食男子を獲得するために女子が「肉食」に進化したという説もある。いずれにせよ、どちらが肉食でどちらが草食かなどという考えは、恋愛のうえで全く関係のない時代になっているようだ。(翻訳・編集/本郷)

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