2009年6月22日、中国財政部は小麦、米などの穀物製品と硫酸などの工業関連製品に対する輸出関税を7月1日から撤廃または調整すると発表した。財政部HPより。

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今回発表された輸出関税の撤廃・調整は小麦・米・大豆などの穀物類の輸出関税および硫酸、スチールワイヤーなどの工業製品の暫定輸出関税を撤廃するとともに、滑石粉（タルカムパウダー）・中小型鋼・一部のフッ素化学製品・非鉄金属（タングステン・モリブデン・インジウムなど）の一部および中間加工品などの暫定輸出関税の引き下げを行う内容だ。

同時に、黄リン・リン鉱石・アンモニア・リン酸などの肥料用化学物質の特別輸出関税も撤廃する。ただし、黄リンに対する20％の輸出関税、その他のリン、リン鉱石に対する10―35％の暫定輸出関税、アンモニア・リン酸・塩化アンモニウム・リン酸カルシウムなどの肥料用化学物質に対する10％の暫定輸出関税については引き続き徴収する、とした。（翻訳・編集/東亜通信）