不況の米国に希望はない?中国からの不法入国者、過去2年で6割減―米国統計

Record China    2009年6月21日(日) 9時57分

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18日、米国国土安全保障省は05年から08年までの国境警備逮捕報告を発表、中国本土からの密入国者数は過去2年間で60%減少したことがわかった。写真は深センからの密航未遂で逮捕される中国人。

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2009年6月19日、米華字紙「僑報」によると、米国国土安全保障省は18日、05年から08年までの国境警備逮捕報告を発表、中国本土からの密入国者数は過去2年間で60%減少したことがわかった。中国新聞社が伝えた。

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報告によると、中国本土からの密入国者数は過去2年間で激減した。08年は836人で、逮捕者全体に占める割合は0.1%だった。

中国からの密入国者数は減少を続けており、05、06年はそれぞれ約2200人だったのが07年、08年にはそれぞれ830人余りとなり、60%以上の減少となった。全体の密入国者数も過去4年間低下し続けており、05年の118万9000人から08年には72万4000人と約40%減少した。メキシコは依然、密入国者の最多国となっており、08年の逮捕者数は66万人余り、全体の91.4%を占めた。

米国国土安全保障省移民統計局の担当者は、逮捕者数は年々低下傾向にあり、2000年の167万6000人が、05年には30%低下し、さらに08年の統計は05年よりも40%低下したと述べた。密入国者の減少は米国の経済成長が下降したこと、国境警備の増強などが原因だと同局は分析している。(翻訳・編集/中原)

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