なぜ「民族の英雄」が?大学を退学処分、卓球の劉国正選手―上海市

Record China    2009年6月19日(金) 14時46分

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18日、卓球の世界選手権団体で中国を何度も勝利に導き「民族の英雄」と呼ばれる劉国正選手が、大学から退学処分を受けていたことが分かった。写真は06年12月、北京でスポーツブランド主催のユニフォーム・デザインコンテストで審査員を務める劉選手。

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2009年6月18日、卓球の世界選手権団体で中国を何度も勝利に導き、「民族の英雄」などと呼ばれている劉国正(リウ・グオジョン)選手が、単位不足のため大学から退学処分を受けていたことが分かった。環球時報が伝えた。

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劉選手が通う上海交通大学は毎年、約45人のスポーツ特待生を受け入れている。劉選手が入学したのは05年9月。同大安泰経営学院で国際経済・貿易を専攻していた。同大ではスポーツ特待生のほとんどが国際経済・貿易を専攻するという。劉選手への退学処分について、同大体育学部主任の孫麒麟(ソン・チーリン)教授は「有名選手でも特別扱いはしない。大学の規定には従ってもらう」と話している。同教授によると、劉選手は何年も大学での授業を受けておらず、規定の単位を取得していなかった。

劉選手は01年の第46回世界選手権大阪大会の団体戦準決勝の対韓国戦で、7度のマッチポイントを取られながらも奇跡の逆転を果たし、中国チームの優勝に貢献。中国では「奇跡の男」「民族の英雄」などと呼ばれている。(翻訳・編集/NN)

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