<続報>中国系「児童」行方不明事件、実は孤児を装った大人の密航者だった?―英メディア

Record China    2009年6月18日(木) 9時1分

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15日、ロンドンで中国系の子供77人が行方不明になっている問題について、その大部分は孤児を装った密航者が勝手に逃げただけだと英メディアが報じた。写真は3月、広東省で密航寸前に捕まった中国人14人。

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2009年6月15日、英BBC放送の中国語版は、ロンドンで中国系の子供77人が行方不明になっている問題について、その大部分は孤児を装った密航者が勝手に逃げただけだと報じた。

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記事は、英国で不法就労歴10年になる中国人男性の証言を紹介。男性によると、英国には自称「孤児」の中国人密航者が多数いる。英国人が中国人の年齢を外見だけでは判断できないことに付け込んで、密航で捕まった後、身寄りのない孤児を装えば空港近くの孤児院に収容してもらえるというわけだ。だが、本来の目的は英国での不法就労。そのため、多くは24時間以内に「行方不明」となるのが定番という。

だが、英当局はこの問題をあくまでも「人身売買事件」として扱っており、過去1年間に犯行グループ「蛇頭」のメンバー12人を逮捕したと発表。年齢に関しても専門の職員が鑑定した結果、全員が「シロ」と断定されたという。77人のうち4人はすでに保護されているというが、マスコミに公表することはできないとしている。(翻訳・編集/NN)

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