2009年6月11日、広東省広州市の建設業界では現場作業員への給与の未払いを防ぐための保証金制度が実施されることになった。広州日報の報道。

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給与保証金制度は、広州市の建設委員会と労働保障局が制定した「広州市建築施工企業労働者給与支払い保証金管理方法」によって定められ、7月1日から実施される。これにより今後は、建設プロジェクト開始前に、建設会社は契約額の2％、あるいは規模に応じて最低10万元（約144万円）〜最大300万元（約4300万円）の金額を、各企業が開設した保証金専用口座にプールし、作業員への給与保証を行うことになるという。

広州市労働保障局の責任者によれば、建設業界における労働争議が急増していることから、同制度を建設業界で開始させることになったが、今後は外食産業やサービス業、流通業など、他の業界でも実施していく考えだという。（翻訳・編集/岡田）