ハリウッドが大注目の中国市場、5年間で収益3倍に―米誌

Record China    2009年6月9日(火) 15時24分

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2日、米芸能専門誌・ハリウッド・リポーターは、中国人の娯楽として映画がすっかりと定着したと伝えた。08年、中国の映画興行成績は43億元で、ハリウッドも大きく注目しているという。写真は08年、中国で大ヒットした「カンフー・パンダ」のポスター。

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2009年6月2日、米芸能専門誌・ハリウッド・リポーターの電子版は「成長し続ける中国の映画興行成績」と題した記事を発表し、中国人の娯楽として映画がすっかりと定着したと伝えた。08年に中国国内では406本の映画が公開され、その興行成績は43億元(約620億円)、前年比30%の成長を見せた。過去5年間、連続で25%以上の成長を遂げており、ハリウッドもこの10数億人規模の市場に大いに注目しているという。4日付・環球時報の報道。

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米映画製作大手のウォルト・ディズニー・ピクチャーズ副社長・David Kornblum氏は「ワーナー・ブラザーズ、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、20世紀フォックス、ユニバーサル・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントと、ハリウッドを代表する6大映画製作会社にとって、中国市場は重要な興行収入源となっている」という。

アメリカ映画協会(AFI)によると、07年に中国市場で公開されたハリウッド映画の興行成績は1億9400万ドル(約191億円)、うち映画フィルムの賃借料として米側の配給会社には13%(2500万ドルに相当)の利益が入った。あまりにも配給会社の取り分が少ないと見る向きもあろうが、なんといっても過去5年間で収益は3倍にまで増加したのである。その成長率たるや、各映画企業に十分な期待を抱かせるだけのものはあると、中国市場での発展に意欲を見せている。(翻訳・編集/愛玉)

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