<神舟7号>トマトなど87の宇宙種の栽培が順調=ハミウリ大に変異のナスも―甘粛省

Record China    2009年6月8日(月) 22時32分

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7日、中国で昨年9月に打ち上げられた有人宇宙船「神舟7号」に搭載された野菜の種の栽培が順調に進んでいる。12年には市場に出回る可能性が高いという。写真は「神舟7号」と共に帰還した宇宙種。

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2009年6月7日、中国で昨年9月に打ち上げられた有人宇宙船「神舟7号」に搭載された野菜の種の栽培が順調に進んでいる。12年には市場に出回る可能性が高いという。中国広播網が伝えた。

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記事によるとこれら「宇宙種」はナスやトマトなど計87種類。昨年打ち上げられた「神舟7号」に搭載され、宇宙環境で変異させる実験が施された。現在は甘粛省航天(宇宙)育種構成センターで第1期に選ばれた野菜の種が温室栽培されている。一部はすでに開花に至った。

変異を経た「宇宙種」の実には驚かされる。ナスは大きいものでハミウリ(哈密瓜)ほどの大きさになり、色も紫色から白色に変化。キュウリも同様に実が太くなり、やはり白色に変化、生産量は30%も向上した。

同センターの職員によると、一般的に新品種の育成には5年から8年かかるが、宇宙空間を利用すればより時間が短縮される。現在栽培されている野菜は12年までには市場に出回る予定だ。(翻訳・編集/NN)

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