<中華経済>ガソリンとディーゼル油、6月1日から7−8%値上げ―中国

Record China    2009年6月1日(月) 23時25分

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1日、国家発展・改革委員会はこのほど、中国国内のガソリンとディーゼル油の価格を、同日午前0時から1トン当たり各400元値上げすると発表した。資料写真。

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2009年6月1日、国家発展・改革委員会(発改委)はこのほど、中国国内のガソリンとディーゼル油の価格を、同日午前0時から1トン当たり各400元値上げすると発表した。値上げ幅は7―8%で、ガソリンが6130元/トン、ディーゼル油が5390元/トンとなる。

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中国政府が国内石油製品価格を値上げ調整した今年3月25日以降、原油先物相場の指標となる米国産標準油種(WTI)の原油先物価格は1バレルあたり53.98ドル(約369元)から66.31ドル(約453元)へと高騰した。また、国内オイル製品価格を調整する際に参考にしている国際市場の原油価格は1バレルあたり45ドル(約307元)前後から57ドル(約389元)前後へと値上がりした。このため政府は総合的な見地から判断し、価格調整幅を押さえた上で、今回のガソリンとディーゼル油の値上げを決定した。

これに伴い政府は、中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ)と中国石油化工股フェン有限公司(シノペック)の2大石油会社に対し、石油製品の生産・製造と輸送体制を調和させ、市場への十分な供給を確保するよう要求した。また、各地区の価格管理部門に対しては、価格に対する監督・管理を強化し、石油製品価格に関連する違法行為の摘発に努め、市場の安定を図るよう強く求めた。(翻訳・編集/東亜通信)

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