<北朝鮮>国際社会と協調して圧力かけよ=武力制裁も視野に―中国ブログ

Record China    2009年6月1日(月) 7時46分

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2009年5月31日、章文氏はブログで記事「北朝鮮に追い詰められた中国」を発表、中国は北朝鮮を「放棄」し、国際社会と協調しての経済制裁、さらには武力制裁も視野に入れた強い対応を見せるべき提言した。写真は中朝国境の北朝鮮兵士。

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2009年5月31日、ジャーナリスト・章文(ジャン・ウェン)氏はブログで記事「北朝鮮に追い詰められた中国」を発表、中国は北朝鮮を「放棄」し、国際社会と協調しての経済制裁、さらには武力制裁も視野に入れた強い対応を見せるべきだと提言した。以下は同ブログより。

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北朝鮮の2回目の核実験により東アジア情勢は大きく書き換えられた。日本、韓国は世論の支持の下、核武装をも視野に入れた軍拡へと進む可能性が高い。一方、中国はというと最大のデメリットを被った国と言えるだろう。改革開放以来の経済成長は地域の安定を背景としたもの。北朝鮮の核武装は混乱を招き、中国の発展に計り知れない影響を与える。もし今、北朝鮮にも核武装の権利があるなどと言う中国人がいれば、まさしく「大馬鹿野郎」「国賊」にほかならない。さらに「弟分」北朝鮮が今後も中国に従う保証はなく、核を背景に中国からさまざまな援助を引き出そうとする可能性すらある。

では中国はどのように行動するべきか?6か国協議の継続はもはや夢物語に過ぎない。北朝鮮が中国を守る「防壁」から、中国の発展を阻害する「障壁」へと変化した今、必要なことは国際社会と協調して、経済制裁、さらには武力制裁をも視野に入れた強い対応を見せることである。もし国際社会が一致して圧力をかけたのならば、北朝鮮当局が無謀な抵抗を試みるとは考えがたい。(翻訳・編集/KT)

●章文(ジャン・ウェン)

中国のジャーナリスト。「中国新聞週刊」取材部主任、「新世紀週刊」副編集長、新華社「環球」編集部主任などさまざまな報道誌に携わる。英紙・ガーディアン特約記者。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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