油田開発の中国企業、補償求める現地住民と衝突―イラク

Record China    2009年5月30日(土) 0時32分

拡大

28日、イラクで外資企業初の油田開発を行っている中国石油天然気集団公司だが、現地住民との間で補償問題が発生していると伝えられた。資料写真。

(1 / 3 枚)

2009年5月28日、ロシアの「ノーボスチ・ロシア通信社」の報道によると、イラク南部で外資企業初の油田開発を行っている中国石油天然気集団公司(CNPC)が、現地住民から補償を求められ問題になっている。環球時報が伝えた。

その他の写真

バグダッド南部のクート市警察の情報筋によれば、油田周辺に住む農民がCNPCに対し、油田開発にともなう土地や家屋への損害に対する補償を求めており、1戸あたり2500万イラクディナール(約2万1000ドル)または彼らの子供らを雇用することを求めているという。同社が補償に応じなければ、武力による解決に発展する可能性もあると見られている。

08年11月、CNPCはイラク政府と、バグダッドから180km東南に位置するアハダブ油田の開発契約を締結。契約費用は30億ドル(約2900億円)で、03年のイラク戦争以来、外資企業が同国で油田開発を行うのは初めてとなっている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携