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北宋時代に建設された傾きかけた双塔に対し、全面的な修復工事が行われた。
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2006年10月、江蘇(こうそ)省蘇州(そしゅう)市。国家文化物局の許可を得て、ここ数年来傾きがひどくなっていた双塔(そうとう)に対し、全面的な修復工事が行われた。
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双塔は蘇州市の定慧寺(ていけいじ)と同じ通りに位置する。北宋(960〜1127年)年間に作られた対をなす塔で、どちらも7層から成るが、高さは東塔33.3m、西塔33.7mとわずかに異なる。これらの古塔は、宋代の建築物の中でも貴重な傑作として知られている。2塔の間隔は20mしか離れていないため、建物の基礎部分修復に求められる技術はかなり高い。
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