09年第1四半期の外国人観光客27万人、中国のみ増加―日本

Record China    2009年4月28日(火) 13時2分

拡大

27日、3月に日本を訪れた中国人観光客が3月としては初めて10万人を突破した。第1四半期累計では27万4500人となり、国・地域別で韓国に次いで第2位となった。写真は京都。

(1 / 8 枚)

2009年4月27日、日本政府観光局(JNTO)が24日発表した推計値によると、3月に日本を訪れた中国人観光客が3月としては初めて10万人を突破した。第1四半期(1−3月)累計では27万4500人となり、国・地域別で韓国に次いで第2位となった。日本の華字紙・中文導報が伝えた。

その他の写真

JNTOによると、3月に来日した外国人観光客は前年同月比22.2%減の56万8900人だった。外国人観光客の減少は昨年8月以来8か月連続で、特に昨年11月から5か月連続の2ケタ減となった。一方、中国人観光客は同11.3%増の10万1100人となり、3月としては初めて10万人の大台を突破した。また、国・地域別に見ると、韓国の10万8400人(同42.2%減)に次いで中国は第2位、続いて米国の6万4900人(同21.1%減)だった。

第1四半期累計では、中国人観光客は前年同期比5.6%増の27万4500人だった。国・地域別では韓国が34万5100人(同50.3%減)で第1位、続いて中国、台湾23万1700人(同26.8%減)、米国15万1000人(同19.0%減)、香港9万9200人(同28.9%減)の順で、主要国の中では中国のみが増加した。

外国人観光客の大幅な減少について、JNTOは「世界的な経済危機と円高が主な原因」とみている。中国人観光客の増加については、ビビアン・スーが出演し、北海道が舞台の一部となった映画「誠実なおつき合いができる方のみ(原題:非誠勿擾/If You Are the ONE)」のヒットや春節(旧正月)の長期休暇、桜鑑賞ツアーの人気などが影響したとみられている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携