渡航許可証不所持の中国本土からのツアー客、そのまま出発地へ引き返し―台湾

Record China    2009年4月20日(月) 14時19分

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19日、台湾への渡航許可証を持たない中国人ツアー客37人が、台湾への入国を許可されず、飛行機でそのまま出発地に引き返したと報じられた。許可証の取得が間に合わなかったため、見切り発車で出発してしまったという。写真は出発前の同ツアー団。

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2009年4月19日、台湾への渡航許可証を持たない中国人ツアー客37人が、台湾への入国を許可されず、飛行機でそのまま出発地に引き返した。台湾紙・中国時報の報道を中国新聞社が伝えた。

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ツアー客らは18日午後、遼寧省瀋陽市からアモイ航空で台北松山空港に到着した。中国本土からの旅行客は「入台証」と呼ばれる台湾への渡航許可証が必要だが、ツアーを主催した中国側の旅行社がこの申請書を提出したのは16日。台湾の出入国管理を行う入出国及移民署は週末に稼働していないために、台湾の旅行会社ではまだこれを受理していなかった。

しかし、ツアーは許可証未取得の状態で見切り発車。到着先の空港で入国を許可されず、そのまま旅客機ごと出発地へ引き返すこととなった。事情を理解していないツアー客らは、空港の入国審査職員と言い争いになったという。

台湾・入出国及移民署の陳建成(チェン・ジエンチョン)氏によると、これまでにも渡航許可証を持たずに台湾へ到着した中国人旅行客は散見されたものの、ツアー全体が不所持だったケースは初めて。彼らを乗せてフライトに踏み切ったアモイ航空には、規定により多額の罰金が科せられたという。中国本土からの台湾観光ツアーは昨年7月に解禁されたばかり。(翻訳・編集/愛玉)

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