2009年4月14日、中国社会科学院は、香港、台湾地域を含む中国の294都市の競争力を比較した「2009年都市競争力ランキング」を発表。香港が各ランキングで上位を占め、北京市や上海市を圧倒した。中国新聞社が伝えた。

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「東南高、西北低」といった傾向が依然強く、沿海部の都市が多くランクインした。また、渤海を囲む遼寧省、河北省、山東省、北京市、天津市など「環渤海経済圏」都市の発展速度が最も速かった。このため、トップ10は珠江デルタ、長江デルタ、台湾の4地域の都市で占められた。また、内モンゴル自治区などの中規模都市や内陸部の江蘇省の発展が顕著だった。

主なランキングのトップ10は以下の通り。

＜競争力ランキング＞（総合ランキング）

香港、広東省深セン市、上海市、北京市、台湾・台北市、広東省広州市、山東省青島市、天津市、江蘇省蘇州市、台湾・高雄市。

＜経済競争力ランキング＞

上海市、香港、北京市、広東省深セン市、広東省広州市、天津市、台湾・台北市、広東省仏山市、浙江省杭州市、広東省東莞市。

＜発展コストランキング＞

香港、海南省海口市、安徽省亳州市、内モンゴル自治区オルドス市、台湾・基隆市、台湾・台北市、四川省成都市、台湾・高雄市、海南省三亜市、陝西省延安市。

＜生活レベルランキング＞

香港、上海市、マカオ、広東省深セン市、北京市、台湾・台北市、新疆ウイグル自治区カラマイ市、福建省アモイ市、安徽省馬鞍山市、台湾・新竹市。

（翻訳・編集/小阪）