中国、パキスタンのテロリストに武器を提供―米メディア

Record China    2009年4月7日(火) 11時14分

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1日、UPI通信はインド地政学者のM.D.NALAPAT氏の署名記事「中国はパキスタンのジハーディストを支援している」を掲載、南アジアのテロリストに武器を提供していると指摘した。写真は人民解放軍砲兵部隊の演習。

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2009年4月1日、UPI通信はインド地政学者のM.D.NALAPAT氏の署名記事「中国はパキスタンのジハーディストを支援している」を掲載、南アジアのテロリストに武器を提供していると指摘した。3日、環球時報が伝えた。

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同記事によると、パキスタンには少なくとも3万人のジハーディストが秘密裏に訓練を受けており、そのうち2000人以上が爆破などの訓練を受けているという。NALAPAT氏は「パキスタンはアフガニスタン及びカシミールと新たな軍事同盟を結んでおり、インドの経済成長の障害になっている」と言う。

また同記事は中国がインドの経済成長の早さに恐れを抱いていることからパキスタンを支持、テロリストに爆弾・通信機器などの設備を提供していると主張した。こうした中国の武器提供はパキスタンにとどまるものではなく、スーダン・シリア・イラン・ソマリアなどにも渡っているという。

一方、環球時報は南アジア問題の専門家・傅小強氏ら研究者の反論を掲載した。傅氏は中国も東トルキスタン独立勢力などの被害者であり、テロリストを支援することはないと反発した。むしろ、パキスタン国内で流通する武器の一部分はソ連のアフガニスタン侵攻に際して米国を中心とした国際社会が提供した物だと指摘した。(翻訳・編集/KT)

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