CITICパシフィックの不正為替取引、警察当局も調査開始―香港

Record China    2009年4月6日(月) 18時29分

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6日、香港警察当局は3日、不正為替取引の疑いで、中国政府系コングロマリットのCITICパシフィックの立ち入り検査を行った。写真はCITICパシフィックのラリー・ユン(栄智健)主席。

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2009年4月6日、5日付広州日報によると、香港警察当局は3日、不正為替取引の疑いで、中国政府系コングロマリットのCITICパシフィックの立ち入り検査を行った。

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同社は同日夜に声明を発表し、07年から08年にかけて行った外貨契約と、07年7月1日から3月16日に発表した公告に虚偽の内容がある可能性があるとして、警察当局に関連資料の提出を求められたことを明らかにした。

警察当局の取り調べについて同社は、「会社運営に重大な影響を及ぼすことはない」と説明しているが、関係者は「警察までもが調査に着手したということは、事件が想像以上に深刻なものであるということだろう」と指摘した。

同社は昨年10月、為替取引により20億ドル相当の為替差損を計上する可能性があると発表。その3日後に、香港証券先物委員会(SFC)が不正取引の調査に乗り出した。(翻訳・編集/HI)

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