大人は反感?子供に人気の日本アニメ=支持多い、首相の「国産奨励」発言―中国

Record China    2009年4月4日(土) 15時35分

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2009年3月31日、温家宝首相が「孫と見る番組はウルトラマンなど海外作品ばかり」と発言したことに対し、中国のネットユーザーの多くは賛同の意を表している。写真は山東省済南市で開催されたアニメ展。ウルトラマン・ティガのショーが行われた。

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2009年3月31日、温家宝首相が「孫と見る番組はウルトラマンなど海外作品ばかり」と発言したことに対し、中国のネットユーザーの多くは賛同の意を表している。4月3日、台湾紙・中国時報が伝えた。

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3月31日、河北省を視察中の温家宝首相は「自分も孫とアニメ番組を見ることがあるが、どれもウルトラマンなど海外のもので国産のものが少ない」と発言、「国産のアニメ番組を育てるべきだ」との見解を述べた。

今や中国の子どもたちの間でウルトラマンは大人気。多くの保護者はこれを憂慮しており、ネットユーザーからは「ウルトラマンは日本人だ。戦ってばかり。中国人でアニメを作れる人間は消えてしまったのか?」「日本のウルトラマンなど殺してしまえ」などと温家宝首相支持の意見が集まっている。

中国はアニメ産業の育成に努めており、アニメ「喜羊羊と灰太狼」などは17.3%の高視聴率を記録、お正月映画も好成績をあげた。しかし中国アニメ全般は「味気なく、つまらなく、説教臭い」と見られており、人気のあるアニメを作り上げるためにはさらなる努力が必要だという。(翻訳・編集/KT)

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