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2006年9月25日、100組の新郎新婦が南京市の緑化園で集団結婚式を行った。
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2006年9月28日、北京市人口計画生育(産児制限)委員会の副主任・李芸莉(リユンリ)さんは、中国が抱える男女比率の差が広がっている人口構造や高齢化などへの政府の対応策について、「具体的な将来の計画があり、夫婦双方とも一人っ子の場合、2人目の子どもを産むことができる」とコメントした。北京市の一人っ子のほとんどは1980年代生まれで、現在、結婚適齢期を迎えている彼らの世代はこの対策によって2人の子どもを持つことができるようになる。これは、将来予想される北京市の労働力不足と高齢化の問題を解決するひとつの方法であり、政府としては、この条件に合うすべての人が2人の子どもを持つことを望んでいるという。しかし一方で、現行の計画生育政策が大きく変更されたわけではないと李さんは指摘しており、今後、根本的な問題解決が求められる。
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